直火式焙煎機・ブタ釜を予熱する
予熱中のブタ釜の動画です。【音声付き】
私はもう慣れていますが、こうして見返すとやっぱりガラガラとうるさいです。
今流行りの呼び方:ロースタリー(ROASTERY=焙煎所)には程遠く、町工場のような風情です。
ま、のんびりと気の抜けた感じがコーヒーノートに相応しくて良いですね。
画面の上の方でクルクル回っているのが「ドラム」と呼んでいる網で出来た筒状のカゴで、直火式焙煎機の大きな特徴。ここに生豆を入れて炎を直接当てて炙ります。
直火式焙煎機の中でもブタ釜の場合は、バーナーとドラムの距離感がおかしく(近過ぎ)、生豆は炎をモロ被りします。
燃えさしの炎を当てるため、風味や香りがはっきりしやすいと言われています。
直火式のブタ釜コーヒーを推す理由はまさにこれです。
その反面、コゲやすいとも言われています(が、そんな簡単にコゲないです)。
今や直火式のブタ釜で焙煎したコーヒーなんて探さないと見つからなくなってしまいましたが、一度くらいは試してみても面白そうだと思ってもらえると嬉しいです。
コーヒーノートでは、スペシャルティコーヒー生豆をミネラル豊かな座間の地下水で洗浄したのち、直火式のブタ釜を使って焙煎しています。
ちなみに他の方式(半熱風式と熱風式)の焙煎機では、このドラムは鉄板を巻いた筒になっていますので、生豆が直接炎に当たることはありません。
大雑把に言うと、『直火式は燃えさしの炎と熱』『半熱風式は鉄板一枚越しの炎と熱』『熱風式はうんと遠く離した炎の熱』で焙煎するイメージです。(多分、これで合ってる…)
投稿日:2024.4.8